平成7年6月
●栄叡大師座像里帰りお迎え訪中団(北京市 広済寺)
奈良時代、来日し唐招提寺を建立、仏教はもとよ
り書画、彫刻、建築技術、薬学にいたるまで広い分
野にわたり日本文化の発展に大きく貢献した高僧鑑
真和上の渡日に冬カしながら、中国広東省肇慶市の
蓮青寺にて病没した美濃出身の僧、栄叡大師の座像が、
日中の多くの人々の努力によって、岐阜県に里帰り
することとなった。
これは北京の歴史博物館で、肇慶市の慶運寺参道
に建つ栄叡大師記念碑のパネル写真が見つかったこ
とが発端となって「日中友好文化交流栄叡大師座像
里帰り実行委員会」を結成、岐阜市出身の日本芸術
院会員で日本画家の加藤東一さんの絵を基に、中国
人仏師に制作を依頼、クスノキで彫った座像四体が完成した。
この四体の座像をお迎えするため「栄叡大師座像里帰りお迎え訪中団
(杉山幹夫団長、団員180名が訪中、6月12日、中国北京市の広済寺大雄殿で中国仏教会、中日友好協会の協力で営まれた同座像の「里帰り式典・法要」のあと、日2
側に引き渡された。口こみで知った北窟市民ら1300名も参列、栄叡の故郷への族立ちを見送った。